CASE導入事例
ネットギアジャパン合同会社 様
「マイクの存在を忘れる」自然な会話空間。ネットギアジャパンのイベントスペースに、ゼンハイザーのボイスリフトシステムを導入
- 事業内容
- NETGEARブランド製品(ネットワーク機器)のマーケティング、販売及びサポート
- 導入製品
- 【Sennheiser】TeamConnect Ceiling 2(天井マイク)
【SoundTube】IPD4-CM52-BGM-II(Dante/PoE+スピーカー)、CM52-BGM-II(パッシブシーリングスピーカー)
—導入から1ヶ月ほど経ちますが、すでに活用されていますか?
吉田 3月末に設置を完了し、すでに大規模なセミナーやイベントで2回ほどフル活用しています。来場されたお客様も、この新しい音響環境に非常に興味を持ってくださっています。
「TCC2」は天井タイルを置き換えるだけで室内に自然に溶け込み、洗練された空間演出を実現する
天井に設置されたゼンハイザーの天井マイク「TCC2」
—実際に使ってみて、登壇者や参加者の反応はいかがですか?
吉田 面白いことに、皆さん「自分が拡声されていること」に、良い意味で気づいていないんですよ。地声で自然に話しているのに、広い会場の隅々まで音が届いている。この「不自然さのない自然な拡張」が、このシステムの最大の魅力だと感じました。
昨日のイベントにはレコーディングエンジニアの方も来られていたのですが、「どこかバウンダリーマイクを隠しているんですか?」と不思議そうにキョロキョロされていて(笑)。
天井のTCC2を指差して「これです」と説明すると、「こんな製品があるのか!」と非常に驚かれていました。プロの耳から見ても、遅延(ディレイ)を全く感じさせないクリアな音質だったようです。
ネットギアジャパン Pro AVセールスマネージャーの吉田様
ネットギアジャパンイベントスペース × TCC2
—「ボイスリフト」という概念を説明しないと、気づかれないことも多いのでしょうか?
吉田 ほとんどの方が気づかずに帰られてしまうかもしれませんね。だからこそ最近は、プレゼンの冒頭で「今日はこういうシステムを使っています」とあえて説明するようにしています。
登壇者の方も、最初は自分の声が返ってくる違和感(拡声されている感覚)が少ないため、不安になって「ハンドマイクを使いたい」とおっしゃる方もいます。
しかし、一度慣れてしまえばこれほど楽なものはありません。普段より声を張る必要がなく、ハンズフリーで自由に動ける。「物理的なマイク」から解放される心地よさは、一度体験すると画期的だと感じていただけるはずです。
天井のマイクを意識することなく、自然な姿勢のままで十分な集音が可能
—セミナーには同業の方も多く来場されていたそうですね。
吉田 50名弱の来場者の中には、IT系の方やオフィスの全体的なAV/ITインフラを管理されている会社さんも多くいらっしゃいました。皆さん「これは面白い」と非常に興味を持たれていましたね。
これまでは「マイクを回す」手間が当たり前でしたが、このシステムはDSPに2通りのプリセットを組んでいて、スイッチ一つで「プレゼンエリアの重点的な集音」と「会議用の全体集音」を瞬時に切り替えられます。これはこれからのオフィスにおける重要なインフラになると確信しました。
【システム構成】
- ・天井マイク:TeamConnect Ceiling 2(TCC2)× 2台
- ・拡声用スピーカー(Dante/PoE+):IPD4-CM52-BGM-II × 1台
- ・拡声用スピーカー:CM52-BGM-II × 3台
- ・ネットワークスイッチ:NETGEAR
【機材レイアウト】
【システムラック】
—今回、スピーカーにはSoundTubeも採用されました。音質の印象はいかがですか?
吉田 非常に音がフラットで素晴らしいですね。 実は他のエリアには音楽視聴に特化した他社製スピーカーを入れているのですが、音楽用は人の声を出すと少しこもって聞こえることがありました。
今回、人の声に強いSoundTubeをこのシステムに組み込んだことで、空間全体の音響レベルが一段階上がったと実感しています。
現在は、BGM用のスピーカーとSoundTubeを併用し、ボイスリフトやマイクの音声を最適に配置しています。このフラットな特性のおかげで、より「リアルな声」が会場に響くようになっています。
SoundTubeのシーリングスピーカー
音声の拡声用として、SoundTubeのシーリングスピーカー4台をレイアウト。1台の「IPD4-CM52-BGM-Ⅱ」にLANケーブル1本で音声+電源を送り、このスピーカーの内蔵アンプで3台のパッシブスピーカーをドライブする仕組み。LANケーブル配線1本で4台までのシーリングスピーカーをドライブでき省線化&コストダウンを実現。Danteで音声を2ch送れるので、1系統合計4台の中で2系統まで音声系統を分けることが可能。
次世代オフィスのスタンダードへ
テクノロジーが黒子となり、使う人がその存在すら忘れてしまう。ネットギアジャパン様が提示したこの新しい音響環境は、ITとAVが高度に融合する次世代のコミュニケーション空間の指標となっていくはずです。
この度は貴重なお話をありがとうございました。
【代々木ショールームで体験可能】
オーディオブレインズの代々木ショールームでは、本事例で採用された「TCC2」のデモンストレーションを随時実施しております。次世代の音響インフラを体感したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

2026年3月、ネットギアジャパン様のイベントスペースが刷新されました。そこに核となる音響インフラとして導入されたのが、ゼンハイザーの天井設置型マイクTeamConnect Ceiling 2(以下、TCC2)とSoundTubeのDanteスピーカーを組み合わせた最新の「ボイスリフト(拡声)」システムです。
本格稼働から約1ヶ月、実際の運用状況や周囲の反響について、ネットギアジャパン合同会社の吉田様にお話を伺いました。