Server D100 多チャンネル対応エンタープライズプロセッサー
概要・仕様
Server D100は、特にノード数の多いプロフェッショナルなAVoIP設備や、複雑なチャンネル管理を必要とするシステム向けに設計されたエンタープライズクラスのプロセッサーです。
このプラットフォームはHP Enterpriseプロセッサーを活用し、大学のキャンパス、交通、博物館、ホール、スタジアム、大規模な会議室などの大規模システム向けに設計されています。
またServer D100は、256×256のDanteチャンネル、64チャンネルの音響エコーキャンセラー(AEC)、32のメディア再生チャンネル、8つのメディア記録チャンネル、柔軟なオープンアーキテクチャプロセッシングを搭載しています。オンデマンドのソフトウェアアップグレードにより、チャンネル数とメディア管理能力をさらに拡張することができ、パフォーマンスとコストの最適化を可能にします。
Server D100プラットフォームには、独自のオペレーティングシステム、新たに設計されたプレミアムオーディオエンジン、最新のAECアルゴリズムが搭載されており、効果的なコミュニケーションを可能にする明瞭さを実現します。従来のSymetrix DSPの4倍以上のプロセッシングパワーを持ち、多チャンネルアプリケーションに最適なデバイスです。
標準機能でも多くの機能が使用できますが、ソフトウェアライセンスの追加で更に拡張も可能です。
主な特徴
- 4つの設定可能なRJ-45ネットワークポート
- 256×256 Dante IO
- 64チャンネル音響エコーキャンセレーション(AEC、全てシングルリファレンス)
- 500GBシステムSSD
- 500GBメディア再生専用SSD
- 32chのメディア再生機能
- 8chのメディア録音機能
- 拡張インテリジェントモジュール・アプリケーション
- ILOポートとSNMPのサポート
- ホットスワップ対応デュアル冗長電源
【オプションソフトウェアによる拡張機能】
- 128×128 Danteチャンネルの追加(128×128 Dante Channel Pack)
- 32のAECチャンネルの追加(32 AEC Channel Pack)
- 32のメディア再生チャンネルの追加(32 Playback Channel Pack)
- 96のメディア再生チャンネルの追加(96 Playback Channel Pack)