CASE導入事例
東京エレクトロン宮城株式会社 様
見学の満足度を向上させる新たなコミュニケーションツール「Unite」
- 事業内容
- 半導体製造装置のエッチングシステムの開発・製造
- 導入製品
- Televic社 Uniteツアーガイドシステム
工場見学を通してエンジニアの“生きた言葉”で伝える
ご担当者様 東京エレクトロン宮城は、顧客や取引先様だけでなく、行政機関や各種団体の皆さまとの関わりを大切にしながら、企業活動を展開しています。
来訪されるお客様に対しては工場見学を通して、当社の開発から製造に関する「過去から現在、そして未来への展望」をエンジニアの“生きた言葉”で伝えることを重要視しており、見学の満足度を向上させる新たなコミュニケーションツールとして、Uniteを導入しました。
今回導入の決め手となったのは、Uniteを使用することで「高音質かつ双方向通信による、アクティブなコミュニケーションが可能になる」点でした。工場見学では、敷地内の複数の施設を移動しながら、同時に十数名を案内する場面が多くあります。電波の混信を回避するシステムを採用しているUniteは、長距離伝送が可能で、音切れがなく良質な音声を送信できるところにメリットを感じました。
また以前は工場内の作業音が原因で、説明者と見学者の会話が遮断される場面がありましたが、Uniteのトークバック機能を活用することで、見学中のライブ感を保ちながらも、明瞭な音声環境下での双方向の会話が可能となりました。
さらに、オートペアリング機能を搭載したラックマウント充電器「Unite CR-12P」により、グループ設定などのオペレーション効率が向上しました。今後は、外部音声入力を活用したツアーガイドなど新たなコンテンツを増やし、用途の拡大を検討しています。
美術館や博物館、工場見学などのツアーガイドに最適なUniteシステム
Televic Uniteは、1台の送信機から複数の受信機に音声を無線で伝達できるシステムです。各受信機でチャンネルの選択ができ、同じエリア内で異なるコンテンツを受信することも可能です。またトークバック機能を備えた受信機「Unite RP-T」を使用すれば、同一グループ内での双方向通信が実現でき、より魅力的で満足度の高いツアーガイド体験を提供します。
さらにUniteにはノイズキャンセラー、ALC(自動音量制御)、EQ(イコライザー)、ローカットフィルターといった機能が内蔵されており、多様な環境下でも優れた音質を維持しながらのコミュニケーションが可能です。
この度の導入にあたり、株式会社イトーキ様より販売協力をいただきました。
営業担当より
デモンストレーションを通じて、Uniteならではの機能や使いやすさを実感いただき、導入をご決定いただきました。
半導体製造装置のエッチングシステムの開発・製造を手掛ける東京エレクトロン宮城株式会社。顧客トレーニングエリアやラボエリアを備え、半導体製造技術の発展に向けた挑戦が続けられている「宮城技術革新センター」にTelevic社のUnite 無線ツアーガイドシステムが導入されました。