HDL410とLumensのカメラスイッチングソリューション
Nurevaの高性能サウンドバー「HDL410」と「Lumens」を組み合わせることで、複数のカメラを用いたオートカメラスイッチングシステムを簡単に構築できます。従来は外部制御装置や熟練プログラマーによる設定が必要だった機能を、複雑な設定無しで手軽に導入することが可能になりました。
概要
- 推奨ルームサイズ:最大10.7×16.8m
- カメラ接続数:最大4台
- 最大8エリアのカメラゾーンを縦横自由に設定可能
ポイント
- より柔軟なカメラゾーンの割当が可能
- CamConnect Proの使用でソフトウェアのインストールが不要
- 据置PCと持込PCどちらでも対応可能
- 各カメラに登録したプリセットの呼び出しが可能
- 複雑な設定が不要
必要な機材例
- Nureva HDL410(サウンドバー)×1台
- Lumens CamConnect Pro(カメラコントロールプロセッサー)×1台
- Lumens PTZカメラ×最大4台
- ネットワークスイッチ×1台
トラッキングゾーンのイメージ
最大8エリアのカメラゾーンを縦横自由に設定可能です。2台のサウンドバーの差分を利用して位置情報を検出することで、話者の特定精度が向上します。
Nureva設置に関する注意事項
カメラ連携を行う場合、機能を十分に発揮するため「推奨」事例を参考にHDL410を設置してください。
カメラスイッチングのデモ
Nureva×Lumensを用いたカメラスイッチングのデモ映像です。部屋を3つのエリアに分け、各エリアに対応した3台のカメラでスイッチングを行いました。10×5m程度の部屋のサイズでは3~4エリアが目安となりますが、最大8エリアまで登録可能です。
システム系統図
① Nurevaが話者の位置を特定し位置情報を送信
② CamConnect Proがアレイマイクからスピーカーの音声位置情報を取得
③ カメラをプリセットポジションに切替
④ CamConnect ProがUSBケーブル経由でカメラ映像をPCに出力