CASE導入事例

サントラスト・パーク(国:アメリカ合衆国)

サントラスト・パーク

多くの機器をテストしましたが、Visionary Solutionsは私たちが最も気に入ったソリューションでした。

事業内容
野球場
導入製品
Visionary Solutions社 Duetエンコーダー、Duetデコーダー

アトランタ・ブレーブスの本拠地であるサントラスト・パーク。この度、球場のレストランやバー、テラスレベルを飾る400席(総収容人数1,000名)のイベントスペース、Delta SKY360°クラブ、SunTrustクラブなど、これら全てのスペースにVisionary SolutionsのDuetエンコーダーおよびデコーダーが全面採用されました。

各ディスプレイへの映像分配の為、約200カ所にVisionary Solutionsが採用

収容人数4万1149名のジョージア州アトランタにあるサントラスト・パークは、2017年シーズンからアトランタ・ブレーブスの新しい本拠地になりました。旧本拠地であるターナー・フィールドよりも8000名ほど少ない収容人数ですが、この球場の売りは観客席をフィールドに近づけた設計にあります。この設計により従来よりも臨場感のあるプレーを楽しむことができます。

この度、球場内のレストランやバー、テラスレベルを飾る400席(総収容人数1,000名)のイベントスペース、Delta SKY360°クラブ、SunTrustクラブなど、これら全てのスペースにVisionary SolutionsのDuetエンコーダーおよびデコーダーが全面採用されました。3つの広大なスペースに設置された各ディスプレイとビデオウォールディスプレイへの映像分配の為、約200カ所にVisionary Solutionsのエンコーダーとデコーダーが使用されています。

低遅延システムで伝送やスイッチングが驚くほど滑らかに

「導入にあたり最も重要視したのは“レイテンシー(遅延)”です。通常のテレビ放送や動画を見ているだけであればレイテンシーはそれほど重要ではありません。しかし記者会見やプレゼンテーションなどのライブ放送ではレイテンシーが大きいとリップシンクがとれず、映像と音声のズレが生じてしまいます。

ほとんどのAV配信システムではコンテンツを圧縮および解凍してディスプレイに配信するために、約300ミリ秒以上が必要です。これはほぼ3分の1秒です。しかしVisionary SolutionsのDuetエンコーダーとデコーダーではレイテンシーはわずか19ミリ程。これならば全く問題になりません。

低遅延のこのシステムを使用してライブコンテンツがリアルタイムに複数のディスプレイに分配・送信されます。伝送やスイッチングも驚くほど滑らかで素早く切り替わります。3つのエリアはネットワークで接続されているため、3つのスペース全てに任意のコンテンツをいつでも配信することができます!

多くの機器をテストしましたが、Visionary Solutionsは私たちが最も気に入ったソリューションでした。製品は素晴らしくバグもなく、そして信頼性があります。またメーカーの技術サポートも非常に安心できるものでした。」とシステム設計者のグラハム氏は語ります。

Visionary Solutionsで高い拡張性を持ったシステムに

ギガビットPoEポートと40ギガビットバックプレーンを備えたCisco 3850スイッチが今回のネットワークをサポートしています。Visionary Solutionsエンコーダーに組み込まれているDanteオーディオはDante対応DSPにて処理され、球場各所に拡声されています。これによりオーディオも全てネットワーク化され高い拡張性を持ったシステムに生まれ変わりました。

サントラスト・パーク