CASE導入事例
Mahatma Mandir(国:インド)
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新設備で行われた国際会議も無事終了し、システムの簡易さや音質の向上に関しても非常に高い評価を受けています。
- 事業内容
- 国際コンベンションセンター
- 導入製品
- beyerdynamic社 Uniteシステム
元々このコンベンションセンターでは赤外線の同時通訳システムが使用されおり、6000㎡(60×100m)の大規模空間をカバーする為に赤外線ラジエーターが48台設置されていました。しかしこの台数でも参加人数によってはデッドポイントが発生しており、この度の改修では赤外線以外のシステムが検討されていました。幾重にも渡る検証の結果、Uniteシステムを使用することでアクセスポイント1台で全エリアをカバーできることが実証され導入に至りました。
今回導入されたシステムではアクセスポイントまでDanteでオーディオ、電源を伝送。そこからレシーバーに8chの音声を1.9GHzで伝送しています。1台のアクセスポイントで4chまでの音声を伝送することができます。今回8chの音声が必要とされていたためアクセスポイントが2台設置されていますが、実際には1台でエリアカバーがなされています。2019年1月18日~20日の間に新設備で行われた国際会議も無事終了し、システムの簡易さや音質の向上に関しても非常に高い評価を受けています。
このように従来からの赤外線システムと比較するとコスト面や機能面で非常に大きな恩恵を受けることができるUniteシステムは、今後のスタンダードになる可能性を十分に秘めたシステムです。同時通訳システムとして以外にも、ツアーガイドシステムやワイヤレスマイクロホンとしても使用することができます。
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2019年2月に発売されたばかりのbeyerdynamic Uniteデジタルワイヤレスコミュニケーションシステムが、インドのMahatma Mandir大規模国際コンベンションセンターに同時通訳システムとして導入されました。