CASE導入事例
ライブハウス 苫小牧ELLCUBE 様
苫小牧から鳴らす“本物の音”。ELLCUBEがMartin Audio THVで切り拓く、新たな20年
- 事業内容
- 道内のアーティストから全国区のバンドまで、幅広く出演するライブハウス
- 導入製品
- 【Martin Audio】THV×2、X218×2
【Powersoft】T904、T902
—まずは、今回の機材更新に至った経緯を教えてください。
GENKI 長年使い込んできた機材ということもあって、数年前からあちこちにガタが出始めていました。これまでずっと店を支えてくれた機材ではありますが、せっかくアーティストをお招きしても、スピーカーが本領を発揮できない「騙し騙し」の状態でお迎えするのは、ライブハウスとして非常に不本意でした。
うちは会場の横幅に制限があるため、「コンパクトかつ出力に余裕があるもの」という条件で探していたところ、Martin AudioのTHVに出会いました。
—導入前にデモを行われたそうですが、その時の手応えはいかがでしたか?
GENKI ちょうどスリーピースロックバンド「ザ50回転ズ」のライブがあった時に、入れ替えてテストしたんです。音ってなかなか言葉にするのが難しいんですけど、一言で言えば、やっぱり良かった!
彼らのような全国のライブハウスを知り尽くしているバンドが鳴らした時に、ポテンシャルが100%発揮されているステージを目の当たりにして、率直に「これだ」と確信しました。
大野 エンジニア視点で見ても、以前感じていた制限が一切なくなりましたね。キックの立ち上がりが速く、ベースの芯がぶれない。ボーカルもくっきりと前に出てきて、後方まで密度を保ったまま音が届く。会場全体がひとつの音像で包まれる感覚がありました。
GENKI スピーカーって、買って設置してみるまで本当の音がわからない部分があるじゃないですか。値段やスペックで「えいや」で判断しなきゃいけないことも多い。でも今回は、実際のライブ公演を通じてその実力を判断できた。それはすごく大きかったですね。
—今回の導入は、ELLCUBEにとって大きな設備投資になったかと思います。
GENKI そうですね。ELLCUBEはオープンから20年という節目を迎えました。これからの未来を考えた時に、中途半端にうやむやにするのではなく、この「挑戦」に賭けてみようと思ったんです。
大野 僕はここで17年やってきて、大きなアーティストが来演された時の「乗り込みエンジニアさんの音」に何度も感動し、学んできました。箱の改装で規模は大きくなっても、スピーカーが追いついていない感覚がずっとあった。でもこれからは、乗り込みのエンジニアさんが作りたい音の表現も、もっと明確に伝わるようになるはず。それが何より楽しみです。
GENKI 「田舎だから、都会じゃないから」っていう言い訳は、ある種通用してしまうのかもしれません。でも本音を言えば、良い環境のところに負けたくない。良い意味で競い合える環境をここで用意したかった。
—「音」という目に見えない商品への、強い意志を感じます。
GENKI ライブハウスは特殊な業界です。言葉に置き換えられないものを商品として提供している。この業界で価値を提供し続けられなければ、居場所はなくなるという危機感もあります。
だからこそ、本筋である「良いものをしっかり提供し、それをお客さんに聴いてもらう」という大本命の部分に投資しました。この環境でアーティストや関係者の方々にどう判断してもらえるか。ELLCUBEの新しい未来が、今から本当に楽しみです。
写真左からELLCUBE 音響担当の大野氏、店長のGENKI氏
この度は貴重なお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました!
編集後記
インタビューを通じて、本物を追求し続けるELLCUBE様の強い覚悟を肌で感じることができました。
我々も引き続き全力でサポートしながら、このMartin Audioのサウンドを北海道の音楽シーンに広く、深く根付かせていきたいと考えております。
ELLCUBE様のライブハウスとしてのこれからの20年が楽しみです!この度は貴重なお話をありがとうございました。

北海道・苫小牧で20年にわたりライブカルチャーを支えてきたELLCUBE。次の時代を見据えた設備更新で選ばれたのは、Martin AudioのTHVシステムでした。
地方都市から“本物の音”を鳴らす覚悟と、その導入に至るまでの想いを、店長のGENKI氏、音響担当の大野氏に伺いました。